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ケータイマーケティング・DNA通信

【第3回】私が出会って最初にするハナシ「タバコのおつかい」

人の役に立つって感じを掴む事って結構難しいのではないでしょうか。例えば、お寿司を握って「はい!」と出したら「うまい!」と言われた。お客さんに喜んでもらう姿をダイレクトに感じる。こんな感覚は皆さんの仕事の中で結構忘れている感触ではないでしょうか。
これは、カンタンで結構難しいことです。人に喜んでもらう、必要とされる。一人一人がそうでないと会社も必要ないってことになっちゃいます。「カイシャが・・」っていう人は大勢いますが、会社っていう人格はいませんしね。
弊社の仕事はそういうダイレクトな感じがあるって事もお話ししたいのですが、それは別の機会にして、今日はちょっと違うメッセージをお伝えしたいと思います。一緒に働いてくれる方にまず伝えたいこと「人に喜んでもらう、役に立つって事はどんなことか?」これが、一緒に働いてくれる人に一番最初に伝えたいことです。そこで私はよくこんなハナシをします。

例えば・・・・
「ここにいらっしゃる、お客さまにタバコを買ってきてほしい。その時貴方はどうする?」
大体の人は、「銘柄を聞く」「個数を聞く」など常識的な質問をします。
なかには「他に何かご入用なものはありませんか?」という気の利いた人もいます。
次の質問をします。
「そして、買ってきた後にどうする?」
大体の人は、「?」と少し考えます。
「マッチを一緒に出します」「灰皿を一緒に出します」
なかには「火をつけてさしあげます」という人もいます。
こう答えた人は結構サービス精神旺盛です。
ただし、そこまでではすごい!とはいえません。
ある女性は「灰皿を拭いて綺麗にして出します」と話してくれました。
そこまで行くと素晴らしいおつかい、つまり「プロ」になると思います。
綺麗な灰皿を出してくれたら気分がいいのは当然ですし、自分の事をそこまで考えてくれるという心遣いはなおさら嬉しいですよね。ただし中々ここまでサクッと言える人はいません。
実際のビジネスの第一歩はこのおつかいの延長であるのですが、第一歩以前のところで「おつりを忘れる」「銘柄を間違える」など、それと同様なミスが起こります。身に覚えがありませんか?
間違いは成功の基ですが、私もそうやって社会人として育ててもらいました。広い意味で、いまでもなかなか出来ないことが多いのも事実です。
カンタンなようで難しい「相手の立場に立って考える」ということは、小さい頃からよく言われましたが、なかなかすぐには出来ません。人の役に立ってナンボ。人が必要としてナンボです。もし「何のためにこの仕事をしてるんだろう?」と疑問に思ったあなた。今一度考えてみて、タバコのおつかいのように工夫をしてみませんか?目の前の仕事を工夫することで、随分と世界が変わるかもしれません。
猛暑が続いて冷房が体に厳しい毎日ですが、小生もこの話を思い出して、今日もまた頑張って行きたいと思います。

ケイタイ広告株式会社
代表取締役社長 小野達人