ケータイマーケティング・DNA通信
【第8回】新しいサービスを、新しいマーケットに
いままで広告会社は「広告主」⇔「媒体社」の仲介人でした。
これはテレビをはじめとするマス媒体から始まり、インターネット広告メディアまでもその流れを汲んでいます。
今更言うまでも無く、ネットの出現はこの流れに大きな変化を起こしています。
いままでのビジネスに変革をもたらすかもしれないからです。
それは、巷で噂を撒いているインターネット広告会社の出現ではありません。
要するにそこに新しい「モデル」があるか?どうかが重要だからです。
例えば・・・
GoogleのADWORDSやOvertureのコンテンツマッチ
その登場に関係者は「アタマいいなぁー」と思ったはずです。
http://www.google.co.jp/intl/ja/ads/
http://www.content.overture.com/d/JPm/
「メディア・プラン」を自動でやってくれて「メディア購入」もWEBで簡単に出来て「広告原稿の入稿」もWEBで一発。
いままでのように広告会社の営業マンをイチイチ介さなくても、24時間どこからでも広告を打つことが出来る。
(実際に日本の場合は、バリューの高い部分をGoogleやOvertureが担い、バリューの低い部分を広告代理店が担うというスタイルになっていますが・・・)
これだけでも、本当の意味でのネット企業はすごい!と思ってしまいます。
独創性において、その開拓力を見習わねばなりません。
我々も負けていられません。
では「新しい時代の新しい広告」とはどのようなものなのか?
「劇的ビフォア・アフター」風に簡単に言ってみましょう。
■ビフォア → 「広告主」⇔「広告代理店」⇔「媒体社」
■アフター → 「広告主」⇔「新しい時代の広告会社」⇔「消費者」
違いは、「新しい時代の広告会社」⇔「消費者」
そう、消費者と直接向き合って、消費者の事を知っている企業が「新しい時代の広告会社」の役割だと思います。
この機能は「フロントエンド機能」と呼ぶことにしましょう。
フロントエンド機能を持つかどうか?
これは短絡的に「媒体を広告代理手が持つって事か?」と思われるかもしれません。
決して自社の媒体を持つという意味ではありません。
「フロントエンド機能」これが新しい時代の広告会社が必要とするバリューだと思うのです。
実は、これは1999年当時に米国ダブルクリックの幹部と色々な話しをして感じた事です。
もう7年も経ってしまいましたね(笑)
それだけ紆余曲折があったと思ってくださいね。
ところで・・・
小生はよく社員にこういう話をします。
「新しいサービスを、新しいマーケットに」
いままでと同じような商品を、同じような相手に売るのであれば
この会社を作ったりしなくていいじゃないか。
いままでの会社で働けばいいじゃないか。と。
最近の新聞を見れば、一週間に何度と
「通信・放送の大融合の時代」とか「ブロードバンド化の時代」とか言われていますが
我々は、米国のモデルをモノまねするのではなく、日本発の独創性の問われる「サービス」を提供したいと思うわけです。
そこに誇りと可能性を見出したいと頑張っています。
ケータイにこだわる理由もそこにあるのです。
前回ご紹介した「ケイマガ」はこの第一歩です。
ネットプロモーションとのシナジーも高いのですが、いままでにない新しい「モデル」がここにはあります。
現在「ケイマガ」には、趣味性の高い「コア層」の読者を持つ雑誌メディアのモバイル媒体を中心に幅広いメディアが揃っています。
前回1月では100誌でしたが、すでに130誌を超える雑誌の手が挙がっています。
これは300誌を目指してどんどん増えて幅広い雑誌が加わってもらえるように育って行くでしょう。現在数万の登録会員も、夏までには100万人を超えるようになりたいと、メンバー一同で色々考えているところです。
これも、多くの方々の評価や評判を頂いている現れであると考えています。
この独創的なサービスは、日本発のオリジナリティのある「モデル」として、どんどん広げてゆきたいと考えています。
いままで日本を代表するネットビジネスの話は、そのほとんどが「米国をベースとした輸入モデル」でした。そりゃあ、インターネットは米国の産物ですから当然といえば当然ですね。
新しいモデル、新しいサービスを、新しいマーケットに。
もうすこし詳しい話を次回はお話しましょう。
楽しみにしていてください!
※企業やサービス名など固有の名称は一般に商標です。
代表取締役社長 小野達人