ケータイマーケティング・DNA通信
【第13回】「モバイルSEMの罠」について モバイル検索エンジンの実際とは
最近オジサン(怒られるかな)に会うと、「WEB2.0」や「ロングテール」のハナシを聞きます。
梅田望夫さんの「ウェブ進化論」が大ヒットした効能でしょうか?
お陰さまでメデタイことに「マーケティング2.0」なんてコトバや本まで出てきています。
「モバイル2.0」なんて本も出ていて世の中は「2.0」ブームといえます。
我々が展開しているモバイル媒体である無料雑誌ケータイサイト「ケイマガ」のコンテンツを見てみるとどうでしょう。
まさしく「雑誌2.0」であります。
雑誌の中味であるコンテンツがケータイでそのまま見れても意味がありません。
ケータイならではの雑誌コンテンツが読者は見たいのです。
「編集長ブログ」や「読者投稿」(自分のペット自慢やMyラジコンカー自慢など)は、まさしく読者が参加することでインタラクティブ感の出るコンテンツです。
相互が関係することで情報が増殖していくのも特徴です。
このように、我々は、昨年から各編集部の方々にお話して
「ケイマガ」らしいケータイ・コンテンツを拡充させてきました。
最近そのような調査資料が発表されて「よかったぁ。間違っていなかったんだ」
と思っているところです。
■出版社の携帯サイトから見たい雑誌情報
「誌面には掲載されていない携帯サイトだけの内容」50.4%
※<参考>インターネット調査会社潟Cンフォプラント調べ:(雑誌に関する調査)
ではモバイルの世界を覗いてみると2.0化されているでしょうか?
2.0だって?
それどころか、サイトが超少ない!
という事実を発見できます。
もう少し厳密にお話しすると
公式サイトに偏っていて企業サイトは殆ど無いといっても過言ではありません。
「使い方がわからない」という声が企業の担当者にまだまだ多いのも事実です。
ケータイの企業サイトは極端に少ないといえるでしょう。
そのため、ケータイで検索しても、ブログばかり。
などという笑えない話があるのです。
サーチエンジンマーケティングどころか
検索エンジンがケータイサイトをクロール(ロボット巡回)したら
あっという間にクロールし終わってしまったわけです。
検索したくても検索される【畑】が小さい。
これじゃあ検索エンジンの差別化も難しいですね。
グーグルなどの検索エンジンはその差をどこで出していくか?
今後の課題といえるでしょう。
ところで、何故ケータイの世界は、PCの世界とは違ってまだまだ企業サイトが少ないのでしょうか?その原因は何か?
それはケータイ公式サイトにあります。
各公式サイトは公式サイト外にリンクができません。
厳密に言えば「ほとんど、原則は×。申請しても通りません」要するに公式サイトは閉じた世界なのです。
それでは、互いに行き来があってこそ拡大繁栄するはずのケータイサイトは増加するはずがありません。
要するに公式サイトは、一昔前のBBS、パソコン通信と一緒です。
(昔のニフティと言えばわかる人もいるかも)
公式の外の世界である、オープンサイトにつなぐ場合は
「AD枠」(広告枠)を経由せよ。
ということが通信事業者が言っていることです。
一応理由は「公序良俗などふさわしくないサイトが公式サイトを乱すため」だからです。
勘のいい人なら分かるかもしれませんね。
業界に通じている人なら誰もが分かってることです。
広告枠を通過すればそこで審査してるから大丈夫。とでもいうのでしょうか。
まったくもって、官僚的。
独占的。(事実そうですが)
おっと。こういう話はきりが無いのでこの辺にして。
ケイマガは、いわば各雑誌の公式サイトです。
すでに200誌以上の方々が参加表明されています。
ケータイのコンテンツを一個一個増やしているのです。
いわば、ケータイで検索される【畑】をせっせと作っているともいえるでしょう。
モバイル市場の健全な発展と成長のために
広告モデルを必要とするすべての人々のために
モバイル広告市場を健全化するために
我々は頑張っています。
現在はモバイル広告専用のアドサーバーを開発しています。
モバイルの場合はバナーだけでなく、メールが重要です。
(こんなのがあればいいなぁというのが無いので作っています)
今までに無いCRMが可能なものにしていくつもりです。
WEB中心の米国発想のアドサーバーではケータイの世界では十分ではありません。
日本発のオリジナリティのあるモバイルADサーバーを作ります。
(グーグルを超えたい!というなら、もっと独創的に考えるべきだと思うのは私だけでしょうか)
そうそう・・・・書くのを忘れていました。
ケイマガのモバイルSNSサービスについては次回にお話したいと思います。
お楽しみに!
代表取締役社長 小野達人